もう1月7日にもなって遅すぎるんですが、明けましておめでとうございます。当方、塾業務の方は既にフル活動でして、年始気分はすっかり吹き飛んでおります。そもそも受験生の皆さんは、年始気分どころではなかったはずで、私達はちゃんと休暇を取れた分、ありがたいと思わねば罰が当たります。
当塾の場合、まとまったお休みをいただいているのは、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆の3回。本当に貴重な休みでして、あれをしよう、これをしようと色々思い描きはするんですが、大抵の場合、消化不良になるんですよね。色々思い描きすぎ(笑)。
特に昨年は、諸々の事情からゴールデンウィーク・お盆休みはほとんど個人的な時間が取れませんでした。特に後者は体調を崩すという最悪のパターン。逆に言えば、休みの時期に家庭として重要な事柄や、体調不良がめぐってきて良かったとも言えるんですけどね。
そんなわけで、昨年末から今年始にかけての期間は、久々に本当の意味での長期休暇となりました。「1年ぶりだよな~、こんなに伸び伸びした気持ちになるのは!」もう精神的余裕ありまくり。どんなことでも許せそうな寛大な気分になっていました。お釈迦様はいつもこんな気分なのかな~、って思ったり。
でもやっぱり、そこは煩悩だらけの迷える子羊。お釈迦様にはなれません。年末の二日は楽しみにしていたマンガを読んだり、家族で出かけたりしていたんですが、年も明けると「そうそう、この準備作業今のうちにやっておこうか」「コピー機の給紙ローラーが調子悪いし、メンテナンスも今のうちにやっておこうか」「入試に関連のありそうなこの記事早めに読んでおこうか」という感じになってきます。結局、通常営業日とあんまり変わらない。
午前中は息子と近所に出かける日もあったので、さすがに仕事ばかりではありませんでしたけれど……。
まあ、お釈迦様のように輪廻の輪から解脱するには、あと数万年は必要だなと思うお正月でした。
どうしてそんなにお釈迦様にこだわるのかって?そりゃ「聖☆おにいさん」(「せいんと・おにいさん」と読みます)全16巻を一気読みしたからです。
中村光
聖☆おにいさん
何世紀にもわたって迷える衆生を救い続けてきたお釈迦様とキリストが、天界から有給休暇をもらって人間世界でバカンスを楽しんでいるというこの話、すごく面白いんですよね。
バカンスの地に選ばれたのはなぜか立川市。最聖コンビでありながら、あくまで一般人として暮らしている彼らですが、その聖性ゆえに色々な問題が降りかかる。経済的には結構キチキチでやっている二人を気遣い、自らの身体を彼らの食事に供しようと、プルプル震えているうさぎさんがアパートの前に現れたり(笑)。そんなの食べられないから!と優しく諭して帰すお釈迦様なんですけどね。
そんな聖性は当塾にはございませんが、今年も頑張っていきたいと思います。