ミャンマーに大規模サイクロン、中国四川省に大地震。本当は報道もしっかり読まないといけないんでしょうが、どうも読む気が起こりません。見出しだけを見て済ませてしまう。
「死者○○万人」と報道されますが、亡くなった一人一人に暮らしや人生や未来があって、そして、亡くなった人を頼りにしていた人がいて…と想像すると、何か気が遠くなります。
子を失った親の悲嘆、親を失った子の悲痛。どこまでも拡がってゆく莫大な悲しみは、経済的な損失とは違って数字になりませんが、その大きさを思うとき、圧倒されてしまいます。
自然に人間が翻弄されるという点では、鴨長明が方丈記を著した頃と何も変わっていません。阪神大震災の時もそうでしたが、自然災害は、人間のはかなさを痛烈に感じさせる出来事です。
この記事、何か結論があるわけではありません。
いずれ、阪神大震災の思い出についても書いてみたいと思います。