早稲田大学の系列高校 in 大阪

早稲田大学の系列高校が大阪にも出来るようですね。

早稲田大は6日、大阪府と佐賀県に新たに中高一貫の系列校を設けると発表した。早稲田実業、早稲田に続く国内の系列校になるが、東京以外では初めて。
同大では「地方の優秀な人材を早い段階から確保し、大学の活性化につなげたい」と説明している。系列校になるのは、私立摂陵中学・高校(大阪府茨木市)と早稲田佐賀中学・高校(仮称、佐賀県唐津市)。
摂陵は高校が1962年、中学は85年に創立された中高一貫の男子校。2009年に系列化し、校名に「早稲田」が入る。定員335人中約40人が同大に進学できる見込みだ。早稲田佐賀は10年に新設し、将来的には240人の約半数を同大に受け入れるという。佐賀は同大の創設者・大隈重信の出身地という縁から選ばれた。
同大は地方出身者の割合が低下傾向にあり、昨年度は在校生の6割以上が東京、神奈川、千葉、埼玉の高校出身者。関西、九州の出身者はそれぞれ5%にとどまっていた。
(2008.06.07 読売新聞)

ローカル大学になりつつある早稲田と、摂陵中学・高校の利害が一致したんでしょうが、摂陵中学・高校の方は335人中40人の進学とのこと。1割強しか進学させないあたり、早稲田がちょっと及び腰になっている印象を受けます。10人に1人しか進学できないのに、早稲田の校名を冠して(冠させて)よいんでしょうかね。