豚インフルエンザ – パンデミック発生時の授業・指導

世界保健機関(WHO)が、豚インフルエンザに対する警戒レベルをフェーズ4に引き上げました。いわゆる「パンデミック」はフェーズ6ですので、かなり緊張感が高まっているのは間違いないでしょう。

素人ですので、この新型インフルエンザが(日本に住まう人間にとって)どれほどの危険性があるのかは、よく分かりません。極めて危険だという説もあれば、日本ではあまり猛威を振るわないだろうという説もあるようです。もちろん、パニックに陥らないことが重要でしょうが、冷静に最低限の対応策をとっておくことも大切だと考えています。

この新型インフルエンザが日本に上陸して猛威を振るった場合、通常の社会生活がかなりの部分で停止してしまいます。外出することが原則として禁じられ、学校は全面休校になるでしょうし、塾としても授業の継続が難しくなってくるでしょう。

influenza.jp | パンデミック対策 | パンデミック発生時の被害想定
http://influenza.jp/pandemic/c03.html

もちろん、命と身体を守ることが最優先ですが、特に病気にかからなかった場合は、1~2ヶ月間も勉強を止めるのは後々大きな遅れになるはず。宮田塾では、万一「パンデミック」が起こってしまった場合も、できる限り通常と同じように勉強できる環境を提供したいと考えています。

(取り越し苦労であってほしいですが) 一応、現時点で考えている対応は次のようなものです。

・塾で行っている通常の授業を動画配信し、塾生が在宅のまま授業を受けられるようにする。ネット上のストリーミング形式・ダウンロード形式などで配信する。→ネット環境のないご家庭には、DVD(場合によってはCD)に授業を収録して郵送する。

・教材は通常利用しているものを使うので、特に問題はないが、必要に応じて使うプリントなどはPDFファイルやテキストファイルにして配布する。→ネット環境のないご家庭には、ファクス・郵便を利用して配布する。

・質問や答案提出などは電話・ファクス・メールを双方向的に利用する。

郵便システムや宅配便システムが機能しない場合も考えられますので、できればネット環境は整えていただいておく方が好都合だとは思います(ブログを読んでいる方は大丈夫でしょうが)。まぁ、停電が長期化したりしたらネットも無意味ですけれど。

とりあえず、現時点で、授業を配信するに必要十分な機材・サーバなどのネット環境・技術は備えていますので、万一外出禁止令が発令された場合は、即座に対応したいと思います。こういう時、小回りが利くのが小規模な塾の良いところですし。

以前も新型インフルエンザについて少し記事を書きましたが、現実化して欲しくない話ですね。

<参考リンク>
新型インフルエンザ・パンデミック対策まとめ
http://www23.atwiki.jp/pandemic/