日本語検定1級合格 #4

<勉強の過程>

勉強の過程は、学力によってかなりの差が出てくるところですが、まずは私の勉強過程からご紹介。次回にはオススメの日本語検定勉強方法をご紹介します。


とりあえず、購入してきた日本語検定模擬問題集を解いてみるところからスタート。1級・2級いずれのレベルでも正答率は95%程度だったので、特に勉強せずとも受かることは判明していました。

ただ、このブログでも何度か書いたとおり、「受ける試験にフィットする」ということは大切なことです。そういう意味で、販売されている関連問題集はすべてこなしておきました。といっても、実施回数が未だ少ないので、こなすべき問題数はまだまだ少ない。あっという間に完了です。

少しでも知らない部分があればしっかり自分のものにしておき、加えて、出題のクセ・出題者の思考回路をチェックしておきました。

出題のクセ・出題者の思考回路というのはバカにできない部分です。「本当はAが答えだと思うけれど、出題者はBを答えとするんだなぁ、なるほど」みたいなケースはとくに要注意。

話はややそれますが、上記のようなケース、国語関係の試験ではよくあることです。大学入試センター試験でも、現代文なんかはそういう傾向が強い。私が中学入試であれ、大学入試であれ、ハイレベルな学校を受験する生徒にしつこく説いているのは「過去問の徹底的勉強」です。ハイレベルな学校ほど、出題に個性がありますし、その問題にフィットする勉強の必要性が高いですから。国語の過去問研究をおろそかにすべからず。

閑話休題。せっかく問題集をつぶす以上は、指導に役立つよう知識ノートも作成しておきました。自分としては常識的知識だが、人が間違いやすそうな所をデータ化。受験国語の指導・検定指導などに役立てるためです。転んでもただでは起きない(笑)。このブログでも、できるだけ受検者向きに色々な知識を提供していきたいと思っております。

続きます。