そろそろ漢検勉強法も書こうと思っているんですが、Macの前に座るとついつい面白いニュースを読んでしまって、そちらに引っ張られてしまいます。今日気になったのはこのニュース。
Yahoo! JAPAN、Googleの検索エンジンと検索連動型広告の採用を発表 -INTERNET Watch
日本のYahoo! が Google の検索エンジンを採用するとのこと。
以前、検索エンジンについて記事を書いたことがありますが、Yahoo!ジャパン自身も、検索品質がGoogleの足元にも及ばない点をよく分かっているんだろうと思います。長期的にはGoogleが勝つことは分かっていたんですが、意外に早く決着が付きましたね。
国語塾・宮田塾のブログ Google vs. Yahoo!
このブログや当塾のウェブサイト、いずれもGoogleには好意的な評価をしてもらっており、検索結果上位に表示されるんですが、Yahoo! の方はそれなり……。そんなことも、Googleの方を評価してしまう一因になっています。ちょっと現金ですが(笑)。より正確には、Googleに評価されるようなウェブサイトにしているということなんですけどね。素人なりに。
ただ、以前も書いたとおり、一極に集中しすぎること(今回の提携で日本における検索の9割をGoogleが握ることになります)は大きな弊害を生む可能性があります。Yahoo! がこういう状況になった以上、Bing に期待すべきなのかもしれませんが、まだまだ頼りない。
本心を言えば、日本からこうした検索サービスが出てくればいいんですが、もうそのチャンスは逸してしまった気がします(IT業界は先駆者が総取りする傾向が強い)。少し古参のネットユーザーならお覚えかもしれませんが、Google、Yahoo!、Infoseek、AltaVista なんかが出てくる前は、各大学が提供しているサービスをよく利用したものです。「京都大学のmondou」「東京大学のODIN」「早稲田大学の千里眼」なんかが有名でしたが、今調べてみると、いずれもサービスを終了している模様。そういえばもう10年ぐらい利用した覚えがないな……。
また一歩、Googleは「新時代の神」に近づいたのかもしれません。