前回の続きです。
別にザ・ベストテンの出演依頼をいつも断っていた中島みゆきや松山千春を気取るわけではないんですが(例えが古すぎ)、やっぱりテレビに出ると色々な問題が起きやすいと思うんですね。
当塾、良い生徒さん達に恵まれ、楽しく塾を運営させていただいていますが、これはひとえにご理解頂いている方々のお陰です(心から感謝致しております)。テレビで紹介されてしまうと、そうした方々ではなく、当方の考え・スタンスから外れた方々からのアクセスが増えてしまうような気がします。
当塾の求めているのは、まじめにしっかり勉強してくれる塾生、当塾のスタンスをご理解下さる保護者様、ならびに、こうしたブログをお読み下さっている意識の高いご家庭です( It’s you! あなたのことです)。
テレビで紹介されてしまうと、そうした方々ではなく、「テレビでやっていたから」という安易な、ある意味ミーハーな考えでおいでになる方も増えてくると思うんですね。そうした考えの方は、次に別の塾がテレビで紹介されればそちらに移ってゆかれるはずで(笑)、しっかりとしたお付き合いが難しい。もちろん、じっくり腰を据えて勉強をしてもらうことも困難でしょう。
当塾は小規模な塾ですから、教えられる数にも限りがあります(教室を増やす気はさらさらありません)。本当に真剣に努力してもらえる生徒さんが、上記のような方々に押しのけられるようでは、塾としての存在意義に関わります。
そんな理由もあって、今のところテレビはお断りしているんですが、ラジオなら少し出てみたい気もします。多分誰も聞いていないでしょうし(笑)。
「今日取り上げるのは、ローリング・ストーンズの “Exile on Main St.” です。1972年に発表されたこのアルバムは、子供向きだったロックという音楽が、円熟味を持ち始めた時代の代表的な作品なんですね。まず、全体を貫くアーシーな感覚は……(以下延々と音楽話)」
出演したら、そんな感じになってしまう気が……。「早く勉強関連の話をしろ!」と突っ込まれること必定です。まぁ、素直に教室で授業をしている方がよさそうですね。
P.S.
最後の部分は冗談ですので、ラジオ出演依頼はお気軽に(笑)。