読解力重視宣言

今回は小学生の国語の話です。

本年度まで、完全少人数制宮田塾の国語は、学校で採用されている教科書に対応した問題集を利用して指導しておりました。やはり学校のテストでしっかりと点数を取って欲しいですしね。

ただ、学校の教科書は薄っぺらいものですから、準拠問題集もやはりかなり薄っぺらくなっています。そのあたりをカバーすべく、別途、読解力を鍛える指導を補充しているんですが、どうしても教科書対応に多くの時間を取られていました。

来年度(平成23年度3月)より、この方針を変更し、読解力を養成する指導をメインとし、教科書対応を従にすることとします。

実は、小学3年生については、本年度(平成22年度)より、実験的に上記のような方針に切り替えております。つまり、学校の教科書にはこだわらず、塾独自に読解力を付けてゆくという方針をとっているわけです。

結果から申し上げると、生徒達の読解力は以前より向上しておりまして、「よくこの問題が解けたなぁ」と思うこともしばしばあります。

当塾で、学校よりも難しめの文章を読んで読解を勉強していれば、学校の教科書は決して難しくないはず。実際、塾でちゃんと勉強している生徒は、学校の国語の成績も良好です。加えて、読解力の高くなったお子さんは、他の科目もおしなべて成績が高くなっています。

勉強の基本は「読解力・言語操作能力や論理力」にあるということが表れているのだと思います。もちろん、小学生にはそんなややこしい言葉は使えませんので、「国語はとても大事だよ、国語ができる子は他の科目も絶対によくなるよ」という風に平たく伝えていますけれど。

そんなわけで、他学年でも、読解力を養成する指導をメインとする方針を採用したいと思います。もちろん、学校の教科書も無視せず、適宜、文章の解説や出題されそうな問題の解説を行う予定です。

ちょっと宣伝になりますが、完全少人数制宮田塾の方は、来年3月から新年度の授業が始まります。授業時間割も決定いたしておりますので、ご興味のある方はお問い合わせいただければ幸いです。