2025年 明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

おかげさまで当塾は昨年末も忙しく致しておりました。受験生のための授業準備や授業、本年度に入塾をご希望されている方々の体験授業や面談などなど、業務に明け暮れる日々。

そんなわけで、ブログ更新もままなりませんでしたが、塾としては至って元気に活動致しております。本年度も昨年同様、頑張って生徒さんの指導に邁進したいと存じます。

とまあ、年始の挨拶はこれぐらいに致しまして、私事をば。

昨年(2024年)は、私にとって「転轍」の年でした。大げさに言えば、生き方の軌道を変更する年とでも申しますか。

昨年で息子の大学受験も終了し、個人的には子育ても一段落。仕事の方も大学受験の生徒さんを引き受けることは無期限停止することにして、生活にある程度の時間的余裕を設けました。

もちろん、無目的にサボろうという訳ではありません。莫大な時間を費やさねばならない事業を減らし、自分の本当にしたいことにある程度力を注ぐためです。とにかく何よりもしたかったのは、個人的な勉強。

私の父親は59歳で世を去ったんですが、私も現在55歳。父と同じ年齢でこの世を去るとすれば、余命4年。全く同じ年で死去するわけではありませんし、もう少し長生きせねばとは思いますが、やはり自分のなかで59歳というのはとても大きな節目になっています。

仮に余命が4年だとして、何が一番したいかと胸に手を当てれば、それは「勉強」以外にありません。知りたいことや身に付けたいことは無限にある!人生は有限なのに!

昨年は1月からラテン語の学習を始め(どうしても耐えきれず共通テスト・中学入試の前から始めてしまった)、それ以外にもいくつかのジャンルの勉強を進めることができました。

それらの勉強が、個人的な満足をもたらすものであることは言うまでもありませんが、不思議なことに全然関係ないジャンルを勉強していても、どこかで人に勉強を教えるという塾仕事にも繋がってくる部分があるんですよね。

たとえば先のラテン語を学ぶことは、ロマンス諸語の祖型を学ぶことでもあるわけで、そこで身に付く言語的な感覚は、日本語の構造にも新たな意識を向けさせてくれます。それは人に国語を教えるうえで決して無駄なものではありませんでした。もちろん、小学生に難しい理屈を並べ立てるわけではなく、自分の中での意識の話ですけれど。

というわけで、今年もそうした方向性で暮らしていければと考えています。もちろん仕事の方は、塾生さんの力になるべく、今まで通り全力で頑張りたいと思います。新たな塾生さんと出会えることも楽しみにしつつ、2025年のスタートです。

< 年賀状について追記 >

本年度より、当方から塾生さんに年賀状を送ることは廃止しました。上記のような事情もありますが、12月の繁忙期の最中に、一人一人メッセージの異なる年賀状を作成することは時間的に重い負担となっており、例年、受験生の指導にも影響が及びかねない状況でした。今年はその時間を受験生のきめ細かい指導にあてることができており、塾としても正解かなと考えております。

もちろん、お出し下さった方には返信致しておりますので、こっちは年賀状を出しているのにとお思いの方は、今しばらく年賀状返信をお待ち下さいませ。

それ以外の方は、下記画像にて年賀状送付に代えさせていただきます。
本年度も宜しくお願い申し上げます。