塾の評判・口コミ・ステルスマーケティング(ステマ)

塾としてウェブサイトやブログを運営していると、ありがたいお問い合わせを頂くことが多いんですが、それと同じぐらい多いのがセールスの電話や手紙。

電話でセールスをされて購入・契約に至ったことは今まで一度もありません。むしろ、こちらの都合も顧みずセールスして来るという時点で悪印象アップ。ご苦労なことだと思います。

以前、何度断っても毎日のように電話をかけてくるコピー機の代理店がありまして(しかも毎回毎回、授業時間中なんですよね、これが)、ずっと迷惑に思っていました。もちろん「迷惑極まりないからもうかけてこないで下さい。貴店と契約することは絶対にありません。」と突っぱねていましたが、それでも何度もかけてくる。着信拒否にすると次は携帯からかけてくる始末。挙げ句の果てに何度も直接来塾される(これまた授業時間中だ)。これ、ストーカーじゃん。

本来なら、生徒・保護者様やお問い合わせの方に対応すべき時間を奪われているわけで、正直困ります。

仕方がないので、上司と電話を替わってもらい、実社名を出してこの顚末をブログに書きたいので許可が欲しいということ、および、あまりこちらの意に反して電話をしてくると威力業務妨害罪を構成する可能性があるということ、を淡々と伝えました。すると、ピタッと電話がかかってこなくなりました(笑)。

訳の分からないセールスは、ポイ捨てできる手紙にして欲しいところです。


さて、セールスの手紙、たいていの場合は封も切らずにゴミ箱直行ですが、面白そうなものは目を通します。そう、ブログのネタになりますから(笑)。

今日の生け贄(?)は、「ネット上で塾の口コミを作ってあげるよ〜」というサービス。要するに、ステルス・マーケティング(消費者に宣伝と気づかれないような宣伝行為)をやってあげるよというセールスです。ネット上の掲示板なんかで、「ステマ」と呼ばれているやつですね。ま、簡単に言えば「やらせ」ということです。

失礼ながらあまり上手くもない文面を要約すると、

保護者さんが学習塾を探す際、ネットの情報量が決め手になる時代だよ。
  ↓
だから、口コミサイトに貴塾のポジティブな書き込みをしてあげるよ。
  ↓
もちろん、適当に書いたらバレるよね。だからちゃんとアピール・ポイントを教えてね。それが質の良い口コミに見える秘訣だよ。
  ↓
そうそう、口コミが飽和したら困るよね、だから一地域に一つの塾しか受け付けてないよ。お早めに。

……ってな感じです。

いらねぇ!猛烈にいらねぇ!
水泳の北島康介風に読んで下さい(笑)。

そもそも、そんなセコい手段はダメだと思うんですよね。というか、塾生の保護者さんがわざわざ子どもの通う塾をネットで褒めちぎる意味があるんでしょうか。冷静に考えてみたら、そんなインセンティブには欠けますよね。

良い評判なら、塾側としてはとても有り難いですが、「塾生が多数集まる→自分の子どもの指導が手薄になりかねない」とお考えになる保護者様が多いんじゃないでしょうか。逆に悪い評判なら、塾側から特定されて、子どもが冷遇される可能性がありますし、場合によっては法的な措置がとられる可能性がなくもない。いずれにせよ、書き込む人の利益があまり考えられない。

そんなわけで、この業界においては、ネット上の評判はあまりあてにならないのではないかと考えています。ステマか逆ステマ(同業他社を貶める)が多いのではないか。

そんな時こそ必要になるのが「読解力」。ネット上で塾の評判記を読んでいくと、こんなことを何故に保護者さんが書く必要があるのかと疑問に思うような「作文」がチラホラ(笑)。具体的には書きにくいですが、そういう文章は、どうしても不自然な部分が残ってしまいます。

百歩、否、一万歩譲って、当塾がステマするとしても、人に頼む気はしません。自分で書きます。

「幼稚園児なのに難関大学に受かってしまいました!宮田塾のおかげです!」

「小学1年生なのにハーヴァード大学に招かれて入学することになりました!宮田塾のおかげです!」

「平社員から社長に出世して、宝くじ1等が当たって、身体の悪いところが治って、女性からもモテモテになりました!宮田塾のおかげです!」

ほとんど霊能力者ですね、宮田塾(笑)。


冗談はさておき、本年度より、合格した生徒や保護者様に「合格者のメッセージ」を書いて頂いています。これは当塾ではなく、別の方が真剣に書いて下さったという意味で、とても貴重な意見だと思っています。

ブログにて、いくつかの有り難いお声をご紹介していきたいと存じます。お書き下さった皆様、まことにありがとうございます。