今年も関西の各私立中学の合格発表が行われ、当塾も生徒さんの合格報告を受けています。まだ伺えていない方も多いので、はっきりとした数は分かりませんが、灘中、西大和学園中(女子)、東大寺学園中、甲陽学院中、大阪星光学院中など難関中学合格の報告を頂いています。当塾の門を叩いてくださった方々が見事合格されるのは、嘘偽りなく私どもの何よりの喜びです。
合格をうれしそうに報告してくれる生徒さんや、にこやかな保護者様の顔を見るのは、塾を何年やっていても本当に変わらない最高の喜びなんです。辛い日やしんどい日もあっただろうに素直によく頑張ってくれたなという生徒さんへの感謝、遠路はるばる毎週ご送迎下さっていた保護者様のご尽力に頭が下がる思い、そうした気持ちが私にも副代表にも溢れる時期です。
とりわけ幼い頃からお預かりしていた生徒さんの合格には、私どもも胸が熱くなります。○○君は小学校1年生の頃からお預かりして、カタカナの練習なんかをしてもらってたよなあ、○○さんは小学校3年生から来てくれていて、本当に簡単な文章の読解から始めたよなあ、そんな生徒さん達が、ぐんぐん力を伸ばして灘中を初めとする最難関中学に見事合格されると、私どもも本当に励まされるんですよね。
もちろん私どももこの仕事を長年やっていますから、こうすれば読解力は向上するはず、こうすれば絶対に国語力は上がるはず、こうすれば全ての教科に生きる「ことばの力」が身に付くはず、こうすれば大学受験にも使える本当の力が付くはず、そうした方針なりノウハウなりは持っています。そして一人一人に応じた教材や指導を考え、毎日努力もしているつもりです。
しかし、そうした指導がすぐに効果を現すとは限りません。実際、難関中学に合格するような生徒さんでも沈滞期のような時期があったりします(いわゆる教育学で言うところのプラトー現象)。加えて、指導に間違いはないという確信が当方にあっても、それが生徒さんや保護者様と共有できるとは限りません。
そうしたあれこれを乗り越え、しっかり素直に指導に付いてきてくれた結果、見事難関中合格の栄冠を手にされるのを見ると、本当に感無量なんです。私どものやってきたことは間違いじゃなかった、無駄じゃなかった。
そうした意味で、何年やっていても私どもが「教えてやった」なんて気持ちには絶対になれません。よく当塾で頑張ってくれた、ありがとう。よく当塾で頑張らせてくださいました、ありがとうございます。今年もやはりそんな気持ちでいっぱいです。
今後も、狭い意味での「国語」に限らず、社会事象全般を視野に入れた「ことばの力」が、難関中入試では求められることと思います。例えば今年は、灘中の詩の問題がSNSでバズっているようですが、パレスチナの少年少女が置かれた状況を具体的に理解しているか否かで答案の書きやすさは変わったんじゃないかなと思います。難関中学を目指す生徒さん達には、授業の中でそうした社会事象を常々話しているので、少しはお役に立てたでしょうか。
行っててよかった宮田塾、行っときゃよかった宮田塾。そう思っていただけるよう、来期も全力で頑張りたいと思います。

