地球が静止する日

たまにブログのアクセス状況を調べてみると、妙にアクセス数が多い日があります。どうやら、センター試験の解説など、受験に直接役立つ記事を書いたりするとアクセスが上がる模様です。

あと、映画について書いた日も、それなりにアクセス数が上がるようです。まぁ、上がるといっても知れた数ですし、そもそも多数の人に読んでもらおうと思ってブログを始めたわけでもないので、全く気にしてはいないんですけどね。

ということで、今日は久々に見てきた映画について。やっぱり気にしてるんかい!というツッコミはなしにして下さいね(笑)。

「地球が静止する日」
(The Day the Earth Stood Still)

ネタバレしない程度にストーリーを説明します。

地球外に人間よりも遙かに高度な知性を備えた生命体がおり、地球を監視している。彼らが先遣隊を地球に派遣し、数十年にわたって詳細に観察したところ、人類は地球上の生命の多様性を著しく害している(他の生物を滅ぼし続けている)。宇宙内でも、地球ほど生命体が多様に存在している星はないので、その生態系を守るために=人類を滅ぼすために、実行部隊がやってきた…。

というお話です。

予告編をYouTubeから引っ張っておきます。

で、その実行部隊のエイリアンを演じるのがキアヌ・リーブス。エイリアンと言っても、DNA情報をもとに地球人に同化しているので、特殊なメイクをしているわけではありませんが、やはりミステリアスかつ知的な雰囲気を出せる役者さんでないとダメですよね。こういう役を演じさせれば、キアヌは当代随一。

プリンストン大の先生をしているヒロイン(ジェニファー・コネリー)は、研究対象が宇宙生物ということで、彼と関わり合いを持ってしまうのですが、エイリアンはその本心を彼女に打ち明けます。

If the earth dies, you die.
If you die, the earth survives.

字幕はこう訳しています(予告編の最後の方)。

地球の死は 人類の死だ
だが人類が死ねば 地球は生き残れる

そうですね、but や however がなくとも「だが」を入れ、can がなくとも「可能形」にして訳したいところですね。さすがの翻訳者です。

続きます。