ショパンの夢

梅雨の時期はどうしても外に出るのが億劫になりますね。体を動かす時間が欲しいんですが、この時期はなかなか難しい。

朝からぶっ続けで仕事をしていた疲れで、昼頃ウトウトしてしまったんですが、久々にはっきりとした夢を見ました。

誰か若い青年が「僕の思いを聞いて欲しい」と真剣に告白し、目の前にあるピアノを弾き出す。私はその青年なのか、その告白を受ける女性なのか、それともそれを外から眺める第三者なのか。判然としないまま、彼のピアノ演奏を聞く。

「君への思いとして、ショパンのバラードを弾くから聞いて欲しい」という彼。何番のバラードかな、と思って聞くが、演奏されるのは、あれれ、ノクターンOp.9-2だ。

しかし、その演奏に胸の震えが止まらない。「上手い」というのとはまた違う。一音一音が熱い思いに満ちていて、心の中に直接熱い手を入れられているような。泣きそうになっているところで目が覚める。何だったんだろう、今の夢。

よく考えると、数日前から、ロベルト・コトロネーオ著『ショパン 炎のバラード』(Presto Con Fuoco) を読んでいたのでした。ショパンのバラード第4番に、絶筆となった別のヴァージョンがあった、という設定の小説です。私はショパンの大ファンなので、かなりハマる・萌える設定なんですよね。

あと、ぢゅん子著『私がモテてどうすんだ』という少女漫画を大人買いして全巻読んだんですよね。あまり見目麗しくないオタク女子高生が、あるきっかけで一気に美少女に変身、イケメン高校生と楽しい学園生活を送るというストーリー。私、小学生の頃から少女漫画も大好きなのです。

ああ、その二つが混ざって夢になったんですね……、すんごく影響されやすいタイプですね……(苦笑)。

上記の小説やコミックについてはまた気が向けばご紹介します。