Christmas Time Is Here

そろそろクリスマスですね。家族もいますので「くりぼっち」なんて悩みはないんですが、その代わりに毎年毎年猛烈な忙しさに見舞われています。

入試が近いため、それに合わせて授業も特別な準備が必要ですし、並行して来年度の準備もせねばなりません。まあ、クリスマス時期だけでなく、11月・12月・1月の3ヶ月は、丸一日の休みを取ること自体を諦めざるを得ないんですけどね。はぁ……。

せめて年末年始はしっかり休めるように(休まないと死にます(笑))、必死で仕事に励む毎日です。

私達はもう何年もそんなクリスマス時期を過ごしているので、それが当然になっているんですが、世の中にはそんな人も多いんだろうなと思います。受験生は仕方がないとして(頑張れ!)、こんな人達です。

この『こぐまのケーキ屋さん』、私も副代表も大好きなマンガなんですが、このページを初めて見た時、「これ俺達やん!」と大いに共感を覚えたのでした。こぐまさんも、店員さんも、ともに頑張ろうぞ!


そんなわけで、この時期らしい楽しみといえば、雑務をこなしながらクリスマスソングを聴くぐらいが関の山。オススメの曲を数曲。

Khruangbin – Christmas Time Is Here (Official Audio)

Khruangbin(クルアンビン)は私が熱狂しているバンドです。昨年2018年の宮田塾年間ベストアルバム賞は彼らが受賞したんですが(って彼らも知らんがなという感じでしょうが)、昨年の後半はクルアンビンをどれだけ聴いたことやら。

彼らが昨年(2018年)発表したクリスマス・ソングは、 “Christmas Time Is Here”。ヴィンス・ガラルディの曲のカバー。クルアンビンのメンバー3人は、色々なバックグラウンドを持っているようですが、クリスマスの話をしていて、ヴィンス・ガラルディの曲に幼い頃から親しんできたという点だけは共通していたとの由。それで、即座に録音したのが上記の”Christmas Time Is Here”という次第。

私も不勉強でよく知らなかったんですが、ヴィンス・ガラルディは、『スヌーピー』の音楽の作曲者として名を成した人らしい。早速、”A Charlie Brown Christmas” というアルバムを聴いたんですが、いや、これマジですごいハイ・クオリティなジャズアルバム。

Vince Guaraldi Trio – O Tannenbaum

1960年代以降にアメリカ合衆国で幼少期を過ごした少年少女は、「スヌーピー」を介してこんな音楽に触れていたんですね。凄いわ。別に欧米を崇拝するわけではないですが、クッソ下手くそなアイドル歌唱にまみれたアニメやドラマを見せられる日本の少年少女を憐れみたくなります。

私もちっちゃい頃、「スヌーピー」を見せてもらっていた覚えがあるんですが、あの時の音楽ってどんなのだったんだろう?全然記憶にありません。日本語に吹き替える際に、音楽も変えられてたんでしょうかね。

そんなわけで、今年の12月は仕事をしながら “A Charlie Brown Christmas” ばっかり聴いています。オススメどすえ。