息子と食事をしていて、何となく聞いてみたくなった質問。
私「なぁなぁ、世界で一番大事なものって何と思う?」
息子「う~ん、べんきょう?」
当然ながら、4歳になったばかりの息子に「勉強しろ」「勉強は大事だ」と言ったことは一度もありません。どこでそんなことを聞いてきたのやら。
思うに、家庭内で副代表と、塾・生徒・勉強・指導などの話を常時しているので、何とはなしに「勉強は大事だ」というムードが伝わっている模様。ある意味、ちょっと偏った育児環境なのかもしれません。気をつけねば…。
私「いやいや、まぁ勉強も大事なんやけど、もっともっと大事なものがあるやんか。」
息子「・・・う~ん、しゃしん?」
(前日、昔の写真を祖母と見ていた際、「写真に大事なシーンを残しておくのは大切やね~」と言われていたらしい。)
私「おいおい、勉強よりランク落ちてるやんか~。他に大事なもの忘れてない?」
息子「・・・わかれへん。なになん?」
私「パパは家族が一番大切と思うよ。それ以上に大事なものってないと思う。」
息子「かぞくってなに?」
私「家族というのは、パパとかママとかおじいちゃんとかおばあちゃんとかのことや。お前も大好きとか大事やとか思うやろ。家族がいちばん大切なものやねんで。」
かつて父親から授かった価値観を、また息子にも伝えていく。父親としての大事な仕事だと思っています。(何も言わないでも価値観は親子で驚くほど似てくるものでしょうが。)
息子「かぞくのことだいすき。でも、それって『ひと』やから『もの』とちがうとおもう。」
私「むむ、そういう考えもあるけど、『もの』には『ひと』が入るときもあるねん。」
息子「へぇ~。」
だんだんツッコミも鋭くなってきました。なんだか理屈っぽくなってきたような…(笑)。