中学入試国語と高校入試国語の違い

以前ホームページ上でご紹介していた記事ですが、ブログの方に移動させました。

中学受験と高校受験は全くの別物です!

中学入試国語・高校入試国語・大学入試国語、いずれも国語という点では共通性がありますが、こと入試合格という観点からすると、全くの別物だと言えます。したがって、それぞれに必要な授業・利用教材・指導方法も大きく異なってきます。

ここでは、とりわけよくご質問を承る「中学入試国語」と「高校入試国語」の差異についてご説明いたします。

「中学入試国語」と「高校入試国語」の違い

大ざっぱな話になりますが、入試国語の内容を考えるにあたって、私立中学を難関校と標準校に分けます。国立中学については、原則として標準的な問題しか出題されないため、私立中学標準校に準じて考えることとします。

私立高校も同じく難関校と標準校に分けてみましょう。公立高校については、原則として標準的な問題しか出題されないため、私立高校標準校に準じて考えることとします。

つまり、入試国語について、下記のようなグループ分けを考えます。

中学A群 : 私立中学難関校
中学B群 : 私立中学標準校・国立中学
高校A群 : 私立高校難関校
高校B群 : 私立高校標準校・公立高校

【 高校A群入試と中学入試を比較する 】

まず、高校A群の入試国語は、高校入試として難度の高い問題が出題されますので、出題文章・問題の質が中学入試とは大きく異なります。したがって、中学B群の受験生はもちろん、中学A群の受験生とも指導を共通化することはできません。

【 高校B群入試と中学入試を比較する 】

次に、高校B群の入試国語については、高校入試として標準的な問題(=難解な部分のない素直な問題)が出題されます。逆に、中学A群の入試では、かなり抽象的で論理性の高い論説文や、登場人物の感情把握が難しい小説が出題されます。したがって、率直に申し上げれば、中学A群入試の方が高校B群入試よりもはるかに高度な勉強が必要とされると言えます。また、中学B群では標準的な問題が出題されることが多いと言えますが、やはり高校B群の入試国語とは出題文章・問題の質が異なります。

※ 論より証拠、上記については、それぞれの入試過去問を実際にご覧いただければ、よくお分かりいただけるかと存じます。

【 結論 】

以上のような入試問題の内容・質の差を考えると、中学受験の生徒(小学5年生・小学6年生)と高校受験の生徒(中学生)を同じクラスで指導することには、大きな無理があると言わざるを得ません。

加えて、一般的な小学生と中学生の理解度の差・精神年齢の差を考えあわせれば、両者を混在させるクラス編成では、指導の成果が上がりにくいことがお分かりいただけるかと存じます。

限られた時間しかない受験生に必要なのは、塾側の都合による雑なクラス分けの授業ではなく、生徒個々人のニーズやレベルに合わせたきめ細かな指導です。

宮田国語塾では、指導がもっとも困難とされる中学入試と大学入試に対象を絞った上で、中学受験生・高校受験生・大学受験生を混在させることなく、同学年・同学力レベルの生徒最大3名でクラスを編成し、志望校合格へと確実につながる指導を行っております。