2月7日の夜から8日にかけて、関西でもかなりの雪が降りました。交通状況もそれなりに混乱があったようで、塾としては、大学受験生が混乱に巻き込まれなかったかが心配になります。
大学を受験する生徒には常々言っているんですが、少なくとも本命の大学を受験する前日だけは、試験場の近くに宿泊すべきです。関西も関東もそうですが、雪国でない人口密集地に雪が降ると、あっという間に混乱が起きます。それに巻き込まれて、肉体的・精神的に疲れ切り、試験場で実力が発揮できなかった……なんていうのは愚の骨頂だと思うんですよね。何のために今まで勉強してきたのかと。最悪の場合、試験場にたどり着けないなんてことも無いとは言えません。
悪いことは言いません。記念受験というなら別論、真剣に受かろうとする人は、「試験場に這ってでも行ける距離」に前日宿泊すべきです。すこし贅沢だと思うかもしれませんが、必要経費と考えておいた方がいい。別に高級ホテルじゃなくていいんです(高級ホテルでもいいけど)。
そして、試験当日大雪が降って、自分以外の受験生の多くが、混乱に巻き込まれて遅刻したり、試験場に到着できなくなったりすることを祈るというのが受験生のあるべき姿ではないか(笑)。
意地が悪いって?いえいえ、受験生は勝負師たるべし。自分の勝ちの可能性を少しでも高め、相手の失策を待つのは何らおかしな事ではありません。
真剣に勉強してきた受験生の幸運を祈っております。
以前にも私の経験をもとに、同趣旨の記事を書いています。ご興味のある方はどうぞ。
入試や大事な試験の際は試験会場近くに宿泊すべし:国語塾・宮田塾のブログ