連休を過ごす

忙しい時期ではありますが、見るべきものは見たい、聴かねばならない音楽は聴いておきたい、子供との約束も守りたい。ということで、日曜・祝日は仕事の合間を縫って、ちょこちょこ出かけてきました。

見たいものを満足に見られない、会いたい人に会えない人生って、あまり意味がないと思うんですよね。ここのところ時間に追われまくっているので、無理やり時間を捻出する羽目にはなりますが……。時々なら睡眠時間は3時間ぐらいにしてもOK。さすがに毎日は堪えますけれど。


12月22日(日)は早川義夫さんのコンサート。神戸市塩屋の旧グッゲンハイム邸にて。今年5月と10月にもライブを見せてもらっているんですが、何度見ても心を打たれます。本物の持つ重み・深み。

この2013年、本当に早川さんの音楽に浸るようにして過ごしてきたんですが、あまりにその音楽が大きすぎて、言葉にすることが出来ないでいました。心の中で大きな位置を占めているのに、言葉にならない。どう表現しても、こぼれ落ちるものが多すぎる気がして。でも、そろそろ、拙いながらも自分なりの言葉にできる時が来たようにも思います。時間の取れる時に(自分のためにも)色々書いてみる予定です。

ライブの際、早川さんがおっしゃっていたんですが、佐久間正英さんのドキュメンタリーが、明日2013/12/26 (木) 0:10 〜 0:40、NHK総合にて放映されるとの由。これは絶対に見ねば。

ハロー・グッバイの日々〜音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦〜
12/26 (木) 0:10 〜 0:40 (30分)

番組概要
30年以上にわたり音楽シーンをけん引してきたプロデューサー・佐久間正英のドキュメンタリー。てがけたアーティストたちとの交流とそのプロデュース哲学にせまる。

番組詳細
BOφWY、GLAY、ジュディマリほか多くのバンドをてがけ、ロックにこだわったサウンドで1980−90年代の音楽シーンに確固たる地位を築いた佐久間正英。2013年8月に、末期のスキルス胃がんであることを公表した。番組では、著名アーティストたちの単独インタビューとともに、佐久間みずから「Last Days」と名づけたプロジェクトに取り組む姿を追い、残された日々と向き合う彼の貴重な時間を記録する。

【出演】佐久間正英,布袋寅泰,YUKI,TAKUYA,TAKURO,早川義夫,生田絵梨花,屋敷豪太,【朗読】神尾晋一郎,【語り】森田美由紀

週間テレビ番組表 (http://tv.so-net.ne.jp/schedule/140960201312260010.action)から引用


12月23日(月・祝)は、息子と2年前から約束していた「大阪モーターショー」へ。毎年ショーの開かれるバイクと異なり、自動車は2年毎のショー開催。2年前の前回の時点で「次回も絶対に絶対に連れて行って欲しい」と懇望されており、その約束を果たした次第。

私は自動車にほとんど興味がないので、息子の講釈を聞きながら、場内をウロウロ。息子は興味を示した車に乗り込み、私は写真撮影です。

私「これ結構かっこいいね。でもツーシーターで、もう少し車幅が狭ければいいのに。あと車輪もやっぱり前輪後輪の二つだけにした方がいいと思うな。バンクして曲がる楽しみが生まれるし。」

息子「パパ、それってバイクやん……」

バイク関連も少しだけ展示がありました。MotoGP選手、マルク・マルケスのマシンが見られたのが幸い。今年のMotoGPは本当に最高でしたからね。

そうそう、自衛隊のバイクにも跨がることができました。

私「これって、ベース車はカワサキKLX250ですよね? 確か、斥候部隊用でしたっけ?」

自衛隊員 (とても礼儀正しく)「そうです。」

私「訓練は頻繁にされているんですか?」

自衛隊員「ええ、毎日ではありませんが、週に何日かは訓練しています。」

私「ご苦労様です。頑張って下さい。」

自衛隊員「ありがとうございます!」(敬礼)

何か、良い意味で高校球児と喋っているような気になる自衛隊の方でした。訓練に混ぜて欲しいとまでは思いませんが(三島由紀夫?)、こういう人たちの地道な活動の上に、この社会が成り立っていることを思います。

自動車メーカーによって、観客への応対が違うのもなかなか興味深いものがありました(そういう面がとても気になるタイプなんです)。外国車メーカーは、おおむねいい感じの接客。ただ、日本のスバル社の応対はいただけなかったなぁ。将来的にも、絶対にスバル社の車は買わないだろうなと息子と話し合いながら帰途に着いたのでした。


日曜月曜ともに、帰宅するなり仕事を再開。楽しいこと・なすべき事がこんなに沢山あるのに、どうして時間はこんなに少ないんでしょうか……。