今日はスティーブ・ジョブズが亡くなって1周年。アップル社ウェブサイトのトップページがジョブズを偲ぶ動画になっています。
J.S.バッハのチェロスイート#1が、彼が世に送り出した数々の製品群のバックに流れるんですが、鎮魂曲としてこの上もなく似つかわしい曲だと思われます。
おそらく今日(2012.10.06)限定だと思いますので、ご覧になりたい方はお早めにどうぞ。
さて、私がアップル社の製品、つまりマッキントッシュを使い始めたのはジョブズが社から追放されていた20年以上前の話。今から考えると本当に魅力に乏しい製品群だったんですが、それでも私にはとてつもなく使いやすいコンピュータでした。
Windows全盛の頃は、「まだMacなんて使ってるの?プッ!」と友人に失笑されていたんですが、Windowsをメインマシンにするなどという事は思いもよらず(もちろん使えるんですが私の感覚には合いにくい)、今に至るまでMac一筋であります。
iMac、iPod、iPhone、iPad。いずれも発売と同時に購入してきました(そしてフル活用してきました)。製品の質が良いかどうかを見極めてから買う?市場の評価を見極めてから買う?NONO!そんなことはどうでもいいんです。新製品が出ればとりあえず買う、それが「アップル信者」というもの。使い方は買ってから考えようという姿勢です(笑)。
ま、少し大げさ過ぎかもしれませんが、製品の使いやすさや自分の感性との合致度については、今まで一度も裏切られたことがありません。ここ数日、iOS6の地図問題が盛んに取り上げられていますが、こんなの古参ユーザーからすれば屁でもありません。不具合があれば自分で代替措置を講ずればいいじゃんか……。iPhone5にキズが入りやすい?毎日使う携帯電話にキズが入らない方がおかしいよ……。なんて思う私はすっかり毒されていますが(笑)。
ただ、アップル社が史上最高の時価総額を達成したことは、優れた製品・サービスを生み出したからこそ。決してフェイクなどではないということだけは間違い無いとも思うのです。