漢字検定1級(漢検1級)試験当日の話 #2

前回の続きです。

さて、検定会場に到着してみると、すごい人出です。時間差は設けてあるものの、1級から10級に至るまでの全ての級が実施されているので、小学生や中学生もわんさかいます。人混みをかき分けながら1級の会場に向かいます。

1級会場の教室に行ってみると、さすがに空いています。小中高校生らしき人はいません。一番若くて大学生ぐらいでしょうか。あとは30代から60代ぐらいの人達。私もその中の一人です。受検料4500円を払い、かなりの漢字知識を詰め込んでまで、検定会場に現れる人達ですから、かなりの漢字マニアとお見受けします。我が同士よ……(笑)。

会場内で最後の知識確認をしようとしていると、なぜか教室内では勉強が禁止されていました(本やノートを開くことさえ禁じられていた)。不正行為を避けるためなんでしょうか。

仕方がないので、教室の前の廊下に座り込んで暗記作業を続けました。こんなこともあろうかと、思い切りラフな格好で来ていましたので、床に座っても平気です。地面に座り込んで勉強しているのは私だけのようでしたが、気にしない気にしない。

受検者はそろそろ教室に入れというアナウンスを聞き流しながら、粘っていたんですが、顔を上げてみると周囲には誰もいません。とうとう係員に、「受検するのなら、もう教室に入って下さい!」と軽く叱られて教室に入りました(あかんがな)。

長くなりそうなので、肝心の漢検試験問題の解き方は次回に。参考になれば。

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