合格実績公表についての当塾の考え

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、宮田塾には2つのブランチがありまして、片方を「完全少人数制宮田塾」、もう片方を「 受験国語専門宮田国語塾 」と称しております。指導対象・内容にかなりの相違があるため、別の名称にしているんですが、ご興味のある方は、詳細をそれぞれのウェブサイトでご覧下さい。

今日は、それぞれのブランチについての「合格実績発表」に関する考え方を記しておきたいと思います。

まず、「 受験国語専門宮田国語塾 」は、受験専門の指導を行っているということもあり、有り難いことに、近畿全域、つまり、大阪・京都・奈良・兵庫などから生徒さんがお越しになっています(中部地方の方からお問い合わせを頂くこともありますが、さすがに通塾が難しいと思われるため、お受けはしていません)。そんなわけで、ワールドワイドとは言いませんが(笑)、近畿ワイドぐらいの感じの生徒構成となっております。

こうした生徒構成になっている場合、合格実績を発表しても、プライバシーの侵害にはならないと思うんですね。つまり、合格実績の発表が、「○○君は△△中学に合格した」「○○さんは△△大学に不合格だった」という事を意味するわけではありません(当塾に通っておられることを自ら吹聴されない限りは)。

しかし、「完全少人数制宮田塾」の方は、地元に密着した進学塾です。したがって、「○○君・○○さんが当塾に通っている」というのは、結構周知の事実であったりするわけです。

こうした場合、合格実績の発表は、「○○君は△△高校に合格した」「○○さんは△△高校に不合格だった」という事に直結してしまう可能性が非常に高いですよね。これは、プライバシーの侵害にあたってしまいます。

上記のような事実、および、ネット上では誰でも情報を見ることが出来てしまうということを勘案して、「受験国語専門宮田国語塾」では合格実績公表、「完全少人数制宮田塾」では合格実績非公開、としております。

「完全少人数制宮田塾」の方も、中学部に関しては、高校合格を第一に考える進学塾ですから、合格実績を公表したいのは山々。しかし、ネット上では、「完全少人数制宮田塾」の方も高校合格状況は良好で、今年もよい成績を挙げてくれた、とするに止めておきたいと思います。なお、塾においでになった方(つまり身元をちゃんと明かして下さる方)には、合格実績をお伝えしております。

ある日の生徒との会話。

生徒「先生、僕たちが合格したら、○○君△△高校合格!みたいなでっかい垂れ幕出してくれるんですか?」

私「出せへん出せへん!塾の入口が隠れてしまうやんか!」

ひょっとして生徒からすると公表して欲しい?(苦笑)