映画は小さな頃から好きなんですが、近頃はなかなか映画館に出向く時間がありません。見に行くのは一年でせいぜい10本程度でしょうか。学生の頃は一週間で10本見るなどということも可能だったんですが、今はそんな時間を捻出することは到底できません。
昔は文芸作品3本立て500円、ドキュメンタリー2本立て500円、などというのが大阪でも京都でも結構あったんですけどね。シネコン全盛の今、そんな話はとんと聞かなくなりました。
かといって、家でDVDを鑑賞する気にはなかなかなれません。映画館の良いところは、完全に外界から遮断されて、物語世界に没入できるところ。電話が鳴ったり息子に邪魔されたり、というのでは映画を見たことにならない。
そんなわけで、「予告編だけ見た」という映画が増えてしまっています。
私のお薦めの予告編サイトは米アップルのサイト。洋画の最新版のトレイラー(予告編)が見られます。日本で公開される半年から一年前ぐらいには予告編が公開されますので、かなり早い時点で映画情報が得られます。日本で公開されないものも結構多いですが。なお、視聴にはQuickTimeが必要です。
以下、来年絶対に見ようと思う映画2編。
Apple – Movie Trailers – Alice in Wonderland
ティム・バートン監督。ジョニー・デップ主演。おなじみのチームです。トレイラーを見ていると、キャラクターが宮崎駿アニメっぽい様な。3D上映のようですが、是非見たいですね。不思議の国のアリス、息子にはまだ怖すぎるかな……。
私、ジョニー・デップはハリウッド最高の俳優の一人だと思っております。前作「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」は惨殺シーンの連続ですが、その底に流れる家族愛が胸を打つミュージカル映画でした。デップの歌唱力・演技力に脱帽。ロック畑出身は伊達じゃない。そんなわけで、「スウィーニー・トッド」は2008年宮田塾賞を受賞したのでした。って、副代表と見た映画の品評会をして勝手に決めただけの話ですが(笑)。
Apple – Movie Trailers – Robin Hood
ロビンフッド物語。ラッセル・クロウはどうでもいいんですが、ケイト・ブランシェットは素晴らしい女優さんです。美貌もさることながら、演技の実力を高く高く買っております。舞台出身・アカデミー賞受賞の経歴は伊達じゃない。インディ・ジョーンズの最新作でも、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でも、ケイト・ブランシェットばっかり見ていた私。40歳の女性としても素晴らしい輝きを放っている方だと思います。この映画も絶対に見に行こう。
全然塾と関係のない話でしたね。すみません。
英語の勉強と関係があるということでご勘弁を(こじつけ)。