体験授業や入塾面談などの波が過ぎたと思えば、次は確定申告の波が来ます。これ、ホントに面倒くさいんですよね。「難しい」のではなくて、とにかく「面倒」なんです。10桁の数÷3桁の数といった計算は、難しいわけではありませんが面倒くさいですよね。そんな感じの無味乾燥な計算を延々とさせられているような気分。といって、いい加減にするわけにもゆかず。
そんなわけで、この時期は休みを返上して領収証の整理や計算に明け暮れることになります。折角の日曜日なのに……ブツブツブツブツ……。
腹いせに(?)でっかい音で音楽をかけながら作業をしておりますが、今日は何となくハードな電化ブルースの気分でした。このあたりは中高生の頃から親しんでいるので、私にとって馴染み深い音楽です。
Muddy Waters – Got My Mojo Workin’
男臭い音楽ですね、マディ・ウォーターズの音楽は。泥んこになって帰宅した幼い頃の彼を、姉が「泥んこ水」と呼んだのが芸名に。真っ黒なドライブ感。これ、幼い子がステージを見たらちびると思う(笑)。
Otis Rush – Keep on Loving Me Baby
シカゴブルースの重鎮。コブラ時代に録音した曲は凄まじい迫力がありまして、ブルースファンに定評あり。高校生時代、入手したリイシュー盤をひたすら聴いていました。何時聴いてもホントに熱いな。
Early in the morning any time at night
I can feel your tender lips making me feel alright
の後でドラムがズダダダと入るところなんて、これぞロッキン・ブルースの感あり。これが気に入らないなら、もうブルースには縁のない人だと思います。ちなみに奥様は日本人でした。
Magic Sam – Magic Sam’s Boogie 1969 (live)
マジック・サムは夭折したので残された録音が少ないんですが、どれも素晴らしいんですよね。特にアルバム “West Side Soul” は何回聴いたか分かりません。この曲、単に Boogie と紹介されていますが、正式名称は “Lookin’ Good” 。何時聴いても兇悪な音がするよな〜。ちなみにブルース・ギターの音を「兇悪」と評するのは褒め言葉。表面的にでかい音ではなく、本質的に「兇悪」な音が減ったなとお嘆きの貴殿に。
明日も確定申告作業がんばろっと。