“Shut Up ‘N Do Yer Work” 『黙って仕事をやってくれ』

今年も残すところわずか40日程度。塾の方はすっかり繁忙期に突入しております。(少々早いですが)この一年を振り返るに、なんだか妙な年でした。皆様もそうだったのではないでしょうか?

何といっても全世界を混乱の極みに叩き込んだコロナ禍。塾の方はてんてこ舞いでしたが、命を落とされた方々、職を失ったり、暮らしを立てられなくなったりしている方々のことを考えると、私達などの面倒は面倒のうちにも入らないでしょう。これから厳冬期に入っていきますが、衛生面に最大限気を遣って頑張っていきたいと思います。

こんなクソ忙しい時に(ガラの悪い言葉ですね、失礼)、政治に巻き込まれるのは不愉快極まりなかったんですが、「大阪都制度」が否決されたのは、一市民として一安心しました。この件に関しては、色々なご意見があると思いますが……。

またこの話は気が向いたら書こうと思いますが、行政が中立性を失うのは本当に危険だと思うんですよね。そもそも法制度が中立性を求めているのに、ここ数年は市役所が過度にイデオロギッシュになってましたから。私には特に支持政党はありませんが、仮に支持政党があったとしても、市役所がその政党色に塗りつぶされるなんて絶対に嫌です。


私が最高度に敬愛するミュージシャン、フランク・ザッパに “Shut Up ‘N Play Yer Guitar” という名盤があります。ギターソロだけを集めた全編ライブ、ヴォーカル一切なしの3枚組アルバム。ゆえに、完全に「素人さんお断り」という作品ですが、ファンの間では極めて重要な作品です。

かつて付けられていた邦題は『黙ってギターを弾いてくれ』。この題がいいんですよね。色んなところに応用が利く。私、役人さんには、”Shut Up ‘N Do Yer Work” 『黙って仕事をやってくれ』と思っていますが、今回市役所内には、ご自身でもそう考えていた役人さんが多かったんじゃないかなと想像します。

もちろん、私自身についても “Shut Up ‘N Do My Work” だと思っています。今週も頑張ろう。

Frank Zappa – Shut Up ‘N Play Yer Guitar