過激物は違法です、たぶん。

槇原敬之がまた覚醒剤取締法違反をやらかしてしまったというニュースがありましたが、やっぱり薬物というのはなかなか止められないものなんでしょうかね。

今までにも何度か書いていますが、個人的には、中毒性のある薬物の摂取や所持がそれほど大きな罪とも思えません。自殺が(争いはあるものの)実際上法的に許容されている以上、緩慢な自殺ともいえる薬物摂取も黙視しないと筋が通らない気がしますし、そもそも人間には、人の権利を害しない限りで「愚行権」が認められてもよいのではないかと考えるからです。

本当に「悪」なのか

勘違いしないでいただきたいんですが、私は積極的に中毒性のある薬物を摂取したいと言っているわけではありません。酒もタバコも一切ダメな私からすると、そんな薬物は夢のまた夢。言葉の使い方がおかしいですかね、「高嶺の毒花」ぐらいかな。

正直に言えば、私の希望としては、タバコとアルコールを違法化してほしいぐらいなんです。タバコは自他の健康を害しますし、アルコールは(場合によっては)自分のみならず家庭の幸せを崩壊させかねないものですよね。そういう意味では、大麻や覚醒剤と同等の「違法性」があるものではないか……。

そんなことをあんまり真剣に主張すれば、何たる堅物かと非難されそうですので、日常生活ではそんなことをおくびにも出していませんけれど(笑)。まあ、あんまりクリーンな社会は「しんどい」社会でしょうしね。


そもそも私は過激な味が苦手です。極端に辛いとか苦いとか。個人的にはそうした食品類を「刺激物」ならぬ「過激物」と名付け、違法化しているんですが(笑)、その筆頭は「ワサビ」です。

何、この過激な味!こんなん人間が口に入れていい食品じゃないだろ!一口で気絶、三口で死に至るぞ、これ。

最近の回転寿司はワサビが入っておらず安心なんですが、カウンター式のお寿司の店(まあ滅多に行かないんですが)だと、まれに !!!!!@#$%^&*!!!!! みたいになることが。恥を忍んで「すいません、サビ抜きでお願いします」って言ったじゃないですかあ~~~~~。いい年こいたオッサンが「サビ抜き」お願いすんの恥ずかしいんだかんね!ちゃんと覚えといてよね!

息子は小さいころからワサビが平気なようで、「え~ワサビが入ってた方がずっとおいしいよ」なんてのたまうんですが、この裏切り者め。子供はサビ抜きでいいんだよ!「うちの子、ワサビが苦手なんでサビ抜きでお願いしますね、おっと子供だけサビ抜きはかわいそうだから、私もサビ抜きでいいですよ。」ってカムフラージュができないじゃないか(笑)。

他にしょっぱすぎるのも苦手です。父親が入院していた際、病院食が水臭くて食べられないとよくこぼしていたんですが、私にはちょうどいい塩加減でおいしかったんですよね。そんなわけで、私が家から持参した食事を父が食べ、私は病院食をよく食べていました。

香辛料ならまだマシかなと思うんですが、カレーのココイチだと2辛が限界。このカレー店、1辛から10辛まで辛さを指定できるんですが、3辛以上なんて毒劇物みたいなもんじゃないのか、こんなの注文する人なんているのか、なんて思ってしまいます。

先日、ココイチでカレーを食べて上機嫌でいると(カレー大好きやねん)、隣に座った高齢女性が「4辛で」と注文します。おいおい大丈夫ですか?死んでも知りませんよ!と思って横目で見ていると、平気な顔でおいしそうに食べていらっしゃいます。ひょっとして家では覚醒剤とかやってるんじゃ?いやいや、そんなことはないでしょうが、他人の過激物対応能力に驚くばかり。

健康には「過激物」は好ましくないでしょうから、悪くはないと思っているんですが、激しい味も平気な人がちょっと羨ましい気も。まあでもいいか、ここまで来たら一生軟弱者で貫こうと思います。