それほど忙しくないはずの10月なんですが、自営業の宿命でしょうか、やっぱりあれやこれやと忙しいんですよね。
そんな中、暇を見つけて妻と車で出かけてきました。秋のコスモス畑でも見ようかなということで、ふらふらと京都某所に。無料の駐車場に自動車を停め、コスモス畑の入り口を探すと、結構遠いところが入場門なのでした。
コスモスが咲き誇っているのは休耕地と思しきところ。入場門までショートカットすべく、あぜ道を二人で進みます。エノコログサを手に持って、オイッチニ、オイッチニ。なんかすんごく楽しい(笑)。
あぜ道はコスモス畑の周りを囲うようになっておりまして、コスモス畑がよく見えます。というか、手を伸ばせばコスモスに触れられる距離。入場門に着いた頃には、すっかりコスモスを堪能しつくしておりました。
「どうする?入場したらコスモスを摘めるみたいだけど……。もう十分コスモスも堪能したしなあ。」
「やはり野に置け蓮華草、もうええんとちゃう?次に行こっか!」
「アイアイサー!」
ふたたびあぜ道を二人でオイッチニ、オイッチニ。入場料500円×2=1000円を節約です。
「次どこ行きたい?」(いつも無計画な私です)
「なんかこの近辺にイングリッシュ・ガーデンがあるとか言ってなかった?」
「はいはい、あるね。いっつもバイクで前を通っては横目で見てるだけなんだけど、今日は二人だし行ってみよっか。」
なんかいいおっさんが一人で行ってキャピってるのもどうかと思って、なかなか行く機会がなかったイングリッシュ・ヴィレッジに向かいます。
またも無料の駐車場に車を停め、村の外をプラプラ。なんかイングリッシュムードです(当たり前)。で、村内に入るには喫茶店を利用する必要がある模様。
「どうする?今あんまり食べたり飲んだりする気分じゃないんだけど。」
「私も。今回はムードだけでいいんとちゃう?」
「そやな。次に行こっか!」
「アイアイサー!」
またまたお茶代・食事代を節約です(笑)。
「よく考えたら、今日一銭も使ってなくない?」
「そう言えばそうやね。帰りはカフェでも寄ろっか。」
というわけで、帰りはお気に入りのカフェに。私はめちゃくちゃな味音痴で珈琲の味の違いなんてあんまり分からないんですが、そこの水出し珈琲はとても美味しく思います。割と味にうるさい妻も認めているので、多分本当に美味しいんだと思います。
「なあなあ、ここの珈琲って一人分で二杯分あるから、半分こにしようよ。」
「んじゃ私はケーキを取るから半分こしよっか。」
「ラジャー!」
ええ歳してるねんからちゃんと一人ずつケーキセットを取れと言われそうですが、たくさん飲食するのも辛い時間帯でしたし、そもそも、カロリー量も考えないとならない年齢ですので……(笑)。さすがに二人で一品というのは恥ずかしいので、一人一品ずつ頼むぐらいの良識はありますけれど。
雑誌を読んだり、あれこれ喋ったりしていると、あっというまに時間は過ぎます。支払額、合計で1000円弱ぐらいだったでしょうか。
話だけ聞いていると、なんかすごくけち臭い夫婦ですよね。いや、実際にそうなんですけど(笑)。お金のない学生の頃から一緒にいることもあって、何かいつまでたっても金銭感覚がそのころのままなんですよ。二人とも。もちろん、もういい大人ですから、使うべき時は使うことに躊躇しませんが……。
昔なんて、水筒に珈琲を入れて出かけてましたからね。それから考えたら、カフェでケーキを食べるなど、大出世とも言うべきではなかろうかと思う次第。
そんな私は、あんまり高価なものを食べると、お腹を壊しそうです。マジで(笑)。