台風と万葉集と音楽と

本日(2019.10.12)は台風19号のため、授業は全部休講とさせていただいています。昨日は、授業時間を除けばひたすら保護者様への連絡・連絡の一日でございました。もう台風は勘弁して欲しいところ。私達の仕事が倍増するだけならともかく、生徒さんや保護者様にも多大な迷惑をかけてしまいますしね。ノーモア台風。

ただ、文学や音楽の上では、「嵐」「台風」というのは、なかなか趣深い素材ですよね。心をざわつかせる非日常的な空間が立ち現れるからでしょうか。そう言えば、小さい時は台風が大好きだったな……。

つい最近、奈良の明日香村に行く機会があり、奈良県立万葉文化館をぷらぷらしてみたんですが、そこで久々に畏友カッキーに再会しました。あ、柿本人麻呂のことね(笑)。カッキーの本拠地で見た彼のショートムービー、なかなか面白かったんですが、そこでも取り上げられていた和歌「ぬばたまの 夜さり来れば 巻向の 川音高しも あらしかも疾き」。

いまこの記事を書いているのは深夜でして、まさにこの歌の状況にぴったり。「夜になって嵐が激しくなってきただろうか」ってね。気象庁のウェブサイトで調べてみると、現時点で台風19号は、八丈島の南西約410km、中心気圧935hPaとのこと。凄まじい気圧の低さです。令和元年でも「あらしメチャ疾し」な日があるんすよ、カッキー。

明日香村の話はまた別の回にするとして、音楽の話も。「台風」「嵐」に関する愛聴曲をご紹介。

Neil Young – “Like A Hurricane” Lyrics (HD)

You are like a hurricane
There’s calm in your eye
And I’m getting blown away
To somewhere safer
Where the feeling stays
I want to love you but
I’m getting blown away

この部分が本当に好きなんですよね。

君はまるでハリケーンのよう。
穏やかな君の瞳。
君を愛したいのに僕は吹き飛ばされてしまう。

台風の凄まじさと、台風の目(eye)の穏やかさ。そんな対比を比喩に用いたいほど印象的な女性なんでしょうね。穏やかな瞳とは裏腹の激しい気性、いやこちらの気持ちを激しく波立たせるほどの美貌?僕はいつも君に翻弄されている。

荒々しいギターソロがいかにも「ハリケーン」。彼の演奏に何度翻弄されたか分かりません。

Bob Dylan – Shelter from the Storm (Audio)

Come in, she said
I’ll give ya shelter from the storm

こういう嵐・台風の日って「シェルター」の有り難さが身に沁みますよね。しかし、ディランの声が若いなあ。この曲の次は、音楽好きな方ならもう想像がつきますよね。もちろん、The Rolling Stones “Gimme Shelter” です。

Oh, a storm is threat’ning
My very life today
If I don’t get some shelter
Oh yeah, I’m gonna fade away

いや今回の台風は、死ぬほどではないと信じたいですが……。

この曲は素晴らしい発見に満ちた曲なので、別記事にするとして(そればっかりですみません)、こんな懐かしい曲はどうでしょうか。

JAL夏 沖縄キャンペーン 上々沖縄 1991

上々颱風(シャンシャンタイフーン)の名曲「愛より青い海」なんですが、短めのいい映像がなかなか見当たらないので、こちらを。彼らは何度かライブで見たことがありますが、本当にいいバンドでした。

どうでもいい話ばかりでしたが、皆様、強風・豪雨にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。