嬉しいご報告 2019年

大学入試センター試験も終了、関西の中学入試もかなりの部分が終わっておりまして、合格や得点のご報告をいただき始めました。また集計が終われば、ブログやウェブサイトに合格実績を掲載したいと存じます。

立派な成績を収めた方、二次試験に向けて頑張ってください。そして、志望校に見事合格なさった方、おめでとうございます。

どなたのご報告も嬉しく心に響くものですが、印象深かった件をいくつかご紹介。

甲陽学院中学に合格した生徒さんの保護者様曰く、校舎内の掲示で合格を確認して、一番最初に彼が発した言葉が「宮田塾のおかげや!」だったとの由。

なんでも、二日目の算数が極めて難度の高い問題で差がつきにくかったそうなんですが、国語の問題がとても簡単に感じられたらしいんです。「まわりは国語が難しかったと言っていたけど、僕には国語の問題がとても簡単に見えた」とのこと。

頼もしく、そして、ありがたい言葉です。

ご存知の方も多いとは思いますが、甲陽学院中学の国語問題は高度で難しいものです。記述量が多いだけでなく、出題の質がとても高く、私から見ても、簡単な大学入試よりも難しいのではないかというようなレベルの問題。しかもそれが入試第一日目にも第二日目にも課されるわけで、生半可な国語力で合格できる中学校ではありません。

こうしたレベルの問題を再現できる模試はほぼ皆無ですから、当塾としては、甲陽学院中学の過去問やその他のハイレベルな入試問題から、思考手順や解答方法をできるだけ学んでもらおうと努力していますが、こうした形で結実してもらえるのは、本当に塾冥利に尽きる話です。

合格が重要であることは当然ですが、目先の模試だけに対応してなんとか乗り切る弥縫策ではなく、合格後も使える本格的な国語力もできれば身につけてもらいたいというのが当塾の本来の願い。進学後もしっかりと学力を身につけて、大きく育ってくれることと存じます。

他にも、体験授業をお受けくださった方から、灘中学合格のご報告をいただきました。ご丁寧にご報告下さるお気遣いに心より感謝いたします。

以前から体験授業・ご入塾のご希望をいただいていた方だったと記憶していますが、いつものように、ご連絡をいただいた際には空席をご案内することができず、ようやく空席が出来てご案内した際には、他塾をご利用になっていらっしゃったかと存じます。

そりゃそうですよね、国語力を早く何とかして上げたいとお考えなのに、いつ空席が出来るかわからない状況を待ち続けるわけには行きませんから(空席をご案内できない方々には、本当に心より申し訳なく存じております)。

ようやく体験授業をさせていただいた際には、ご連絡を頂戴してからかなりの日時が経過しており、スケジュール的な問題でご入塾には至らなかったわけですが、体験授業で伝えた内容・観点が勉強に役立ったとのお話で、これまた塾としては大変ありがたい気持ちにさせられました。

他の方々からも色々なお話を伺って、本当にありがたい気持ちにさせられることが多いここ数日。当塾を選んで学力をあげてくれた皆さんに、心より感謝したいと思います。