シガー・ロス “Route One”

なかなかブログに向かう時間がないんですが、最近アクセスして下さる方が妙に増えておりまして、何か書かなくてはという焦りが少々(笑)。書きたいことは山ほどあるんですが、時間が問題なんですよね。

今日はちょっと桁外れなムービーをご紹介。

Sigur Ros (シガー・ロス)というアイスランドのバンドがいるんですが、音がいかにも「アイスランド」なんです。調べてみると、当ブログでも2年ほど前にこのバンドのことを書いているんですが、「アイスランドの冷たく清浄な空を思い起こさせる音楽」って書いてますね、私。(自分で言うのも何ですが)言い得て妙。

ウィキペディアには、「ポストロック・アンビエント・実験音楽・シューゲイザー」と紹介されていますが、今回紹介するのはアンビエント音楽(環境音楽)の極地。演奏時間は24時間超。私もまともには付き合っていないんですが(笑)、映像が素晴らしいんです。

アイスランドに、島を一周する「ルート1」という幹線道路(全道程1332km)があるそうなんですが、レイキャビクをスタートして、またレイキャビクに戻ってくるまでの車載カメラによる映像が、上記の音楽とともに延々とノーカットで流れます。

もちろん、私も全編を見た訳ではなく、断片的に見ているだけなんですが、それでもその面白さは伝わってきます。

映像から判断するに、アイスランド島を反時計回りに進んでいるようなんですが、映像からはひんやりした空気感と「海の気」のようなものが伝わってきます。時々地名が表示され、街らしきところを通過するんですが、それ以外は果てしなく続く道路道路道路。お国柄なのか、皆運転が穏やかなのがいいんですよね。

私が断片的に見た範囲では、バイクは全く出て来ず。やっぱり寒すぎるのかな?道中、雨降りの場面もありますし。でも、道路としては最高のツーリングロードです。そうですね、秋田県や山形県の海沿いを走っているような感じ。低く垂れ込める雲が日本海っぽい。

今も横目で映像を見ながら書いているんですが、私の思う旅気分が味わえます。私や息子にとって、旅とは「移動」。何か目的とする行動があるというよりも、移動自体が目的。普段狭い範囲で生きている身を遠隔の地に運びつつ、見慣れぬ風景に目をさらし、新しい空気を胸一杯に吸い込む営為。

って、格好付けすぎかもしれませんが、ロードムービーの極北にあるようなこの映像は、私の思う旅の空気を伝えていて本当に秀逸。旅に出たい気持ちが抑えられなくなりそうな映像です。

Sigur Rós – Route One [Part 1 – 1080p]

Sigur Rós – Route One [Part 2 – 1080p]

Sigur Rós – Route One [Part 3 – 1080p]