ギター・ヒーロー10名のコピー

昨日見つけた動画。上手ぇ!

Daft Punk – Get Lucky | Played by 10 Epic Famous Guitar Players | Andre Antunes

私、小学低学年の頃からロックが大好きなんですが(従兄弟の影響)、その関係で必然的にギター・ファンでもあります。中学生の頃には安いエレキギターを買ってきて、練習を始めたこともあります。目指せギター・ヒーロー!気分だけはジミー・ペイジです。

しかし、手先の不器用な私。悲しいかな、ギターの演奏は全く上達しませんでした。「ドレミファソラシド」すら危うい。「ド、レ、え〜っと、ミ〜〜〜〜、ファ、えっと、ソ〜〜〜〜、シ、あれ、ラが抜けた、えっとえっと、ラ〜〜〜〜、シ、ド〜ぅド〜ぅド〜ぅ(最後だけロック・スターっぽくチョーキングする)」みたいな(笑)。

そんなこんなで楽器の演奏の苦手な私は、巧みに楽器を演奏する人をとても尊敬しています。塾生の中にはすごい履歴(○○コンクール小学生の部優勝)を持っている人がいたりして、驚いてしまいます。あんなんどうやって弾けるねん……。

実際、楽器の出来る人は勉強も出来る人が多い印象があるんですが、指先を巧みに動かすことが脳に良い影響を与えるんでしょうね。個人的にはちょっと劣等感……。

上記の動画では、以前ちょっとブログに書いた、Daft Punk『Get Lucky‬』を Andre Antunes なるギタリストが演奏しています。様々なギタリストをイメージ(コピー)して演奏しているんですが、これがすごく特徴を捉えています。演奏の上手い人はやっぱり耳がよくて本質を捕まえる能力が高いんだろうなと思います。

コピーしているのは次の10名。味のあるプレイをするギタリストというより、技巧派ギタリストを中心に選んでいるようです。

1.カルロス・サンタナ (Carlos Santana)
よく似てる!音質的にも似ている感じがします。

2.スティーヴ・ヴァイ (Steve Vai)
技巧派の最右翼ギタリスト。私はフランク・ザッパの大ファンなので、ザッパ・スクール出身の彼は大の贔屓です。

3.カート・コベイン (Kurt Cobain)
Nirvana『Smells Like Teen Spirit』のフレーズを織り込んでいます。もう少し汚い音の方がそれっぽいですが。

4.アンガス・ヤング (Angus Young)
AC/DCのアンガス・ヤングは私の小さな頃からのヒーロー。『Back In Black』のフレーズを織り込んでいます。うんうん、あとはランドセルをしょって出てくれば完璧でした。

5.スラッシュ (Slash)
Guns’n’Roses のスラッシュですが、個人的にはこのギタリストを上手いと思ったことがありません(ファンの人ごめん)。Andre君も10人のコピーの中で最も下手っぽく弾いている気がします(笑)。

6.ブライアン・メイ (Brian May)
そうそう、イメージとしてですが、いつもギターのボディに近い部分のネックを握っている感じの人ですよ。ブライアンは!ちなみにブライアン・メイはQueenのギタリスト。

7.マーク・ノップラー (Mark Knopfler)
ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)のマークですが、上品な英国紳士というイメージがあります。詳しい技法は分かりませんが、マークっぽい音になっていて驚きます。

8.トム・モレロ (Tom Morello)
Rage Against The Machine のトム。この人のギタープレイは本当に独創的で大好きです。泣き叫ぶようなギターが、感情の迸りを表現していて、いつも引き込まれてしまうタイプのプレーヤー。この人のことをブログ記事にしようとしていて忘れていました。ちなみにトムはハーヴァード大学卒のインテリ。

9.ジョー・サトリアーニ (Joe Satriani)
あんまり縁のないギタリストなんですが、私の頭の中では、2のスティーヴ・ヴァイと同じ系統に属しています。そうそう、こんな感じのプレイです。

10.エドワード・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)
元祖ギター・ヒーローとでも呼ぶべき存在だと思います。昔は、こんな演奏誰がマネできるんだと思っていましたが、今じゃこのタイプの演奏をする人はゴロゴロいます。ギター演奏の進歩は凄い。織り込まれているのは、マイケル・ジャクソンのバックで弾いた『Beat It』のフレーズでしょう。

もし私に演奏の才があったなら、この中の一人に選ばれてたはずなんだけどなぁ(笑)。