BMW Motorrad R nineT

今日も勉強とは何の関係もない話題です。すみません。

Trailer: SOULFUEL

ドイツにBMWという自動車メーカーがあるのはご存知の方が多いと思うんですが、この会社、元をただせば二輪車メーカー(さらに元をただせば航空機エンジンメーカー)。二輪車については、1923年から現在に至るまで、良質な製品を作り続けています。いかにもドイツ製品らしい、質実な感じのバイクです。

今年はMotorrad(モトラッド=バイク)部門の90周年にあたるアニバーサリーイヤーなんですが、本日、前々から噂されていた90周年記念バイクが発表されました。公式サイトは下記。

BMW Motorrad R nineT

塾関係の人は読み飛ばしてくれると思うので、気ままに書かせてもらいますが(笑)、nineT なるこのバイク、いわゆるカフェレーサースタイル。格好良いですね。スポーティーに飛ばしまくるスーパースポーツバイクでもなく、かといってのんびり巡航するツアラーバイクでもなく、中年以上のオジサンが乗るにはとてもいいのではないか。いや、若者が乗ってもいいんですけれど。

このタイプの二輪車を求める人は、英国車のトライアンフやイタリア車のモト・グッチなんかに流れていると思うんですが(場合によってはハーレーダビッドソン)、お金に糸目を付けない層でもあるので、顧客としては上質なはず。大体の場合、「自動車は既に持っていて、お金にも余裕がある、他に何か楽しい乗り物が欲しいんだけど……」という層です。BMWというメーカーはそこに目を付けているのかも。

さて、エンジンは新式の水冷ボクサー(水平対向2気筒)ではなく、空冷ボクサー。このバイクには空冷の味わいの方が合う気がします。個人的にはマフラーは1本出しの方がいいなぁ、なんて思うんですが、そこら辺は色々カスタマイズできる模様。写真を見ていると、ホイールベースがかなり長いように見えるんですが、データを見ると意外にそうでもないんですね(1476mm)。

個人的にはロードスターモデルの方が好みなので、買おうとまでは思いませんが(いや、より正確にはそんな余裕はありませんが)、渋い高齢者が乗っていたりすると、「こういう歳の取り方をしたいなぁ」と思わせられるであろうバイクです。

動画を見ると、ハーレーダビッドソンのバイクを思う人がいるかもしれませんが、乗る層はかなり異なるだろうと思います。分かる人には分かってもらえると思いますが、アメリカンバイク文化とジャーマンバイク文化には大きな大きな隔たりがありますから。

動画の中で「モーターサイクルというのは単なる移動器具ではないんだ、自分と人生とをつなぐ乗り物なんだ」なんて言っていますが、私も同感。移動器具としては、雨に濡れるし暑いし寒いし転けるしで全く不合理極まりない乗り物ですからね。

さてさて、宝くじが当たることを祈ろう(笑)。