電子ガジェットや文房具に目がない私。お盆前に、Improv Electronics Boogie Board LCD Writing Tablet なる電子ペーパーメモを発見して、速攻で注文しました。3980円也。日本では利用している人がまだ少ないと思うので、早速のレビューをば。
少々話はそれますが、何かものを覚える際、決定的に重要な作業があります。それは「自分の手で書く」ということです。英単語・漢字・公式・年号、何でも構いませんが、真剣に覚えるには、書くことが最も効果的です。自分の経験からしてもそうですし、塾生を見ていてもそうです。成績のよい生徒ほど、手を動かして書いて覚えている。大脳生理学の一般向き入門書を読んでも、同じ趣旨のことが書かれています。覚えるためには、とにかく書くべし!書くべし!書くべし!書くんだジョー!
冗談はさておき、今回の Boogie Board も、自分の勉強用(暗記用)にと思って購入。結論から言うと正解でした。
アマゾンの説明は下記の通り。
●付属のスタイラスや爪などで簡単に描画できる
●ボタン一つで消去可能な「お絵描きボード」的な製品
●電源供給しなくても画像表示を維持できる
→消去時以外は一切電力を消費しない省電力設計(約5万回の消去が可能とのこと)
電子ペーパーは初体験なんですが、かなりきれいに描画できます。スタイラスペンもひっかかることなくスムーズに書けますし、反応速度も普通のペンとほぼ同じ。サイズは写真を見てもらった方が分かりやすいでしょうが、だいたいA5程度です。描画消去は上部(左部)の白丸を押すだけ。瞬間的に消去されます。
(以下の写真はいずれもクリックで拡大できます。)
ちょっと宣伝から(笑)。副代表に書いてもらいました。100円硬貨との比較でサイズがお分かりいただけるかと思います。
英文を書いてみる。暗記道具として利用するには十分な解像度だと思います。ただ、サイズはもっと欲しいですね。できればA4程度欲しい。
次は英単語を書いてみました。単語レベルならこれぐらいのサイズでもいいかな。
四字熟語。少し大きめに書いて4つぐらい書けるでしょうか。このぐらいの文字サイズで書くと、細かい部分はややつぶれますが、勉強上問題になるということはないと思います。
もう少し大きく漢字を書いてみる。私が実際に覚えるために書いているときは、もっともっと雑で、アラビア文字にしか見えないような文字を書いています(笑)。ブログということでかなり格好を付けています(これでかよ)。
数日使ってみて思ったこと。
●電話横のメモ程度なら余裕(というかそれが主目的だろう)
●勉強(記憶)にも十分利用できる
改善して欲しい点。
●もう少し大きなサイズが欲しい。できればB5~A4程度。
●ヘビーユーザーだと消去可能回数5万回にすぐに達してしまいそう。現在は消去可能回数に達してしまうとゴミになってしまう仕様だが、将来的には電池交換ができる製品を作って欲しい。
記憶用グッズについては、また別記事にして書いてみたいと思います。
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