国語に関する珍答

いよいよ夏休みも本番ですね。受験生は「天王山」を必死で駆け上って欲しいと思います。

さてさて、完全少人数制宮田塾の方でも、宮田国語塾の方でも、「語彙」や「漢字」の問題を取り上げることがありますが、この二つのジャンルは、特に「珍答」が出てきやすいジャンルです。もちろん、私たちが生徒をバカにして笑ったりすることは決してありませんが、あまりに「上出来」な答えで、思わず笑ってしまうこともあります。

以下は最近のケース。

私「『○○○の川流れ』、何が入ると思う?」

生徒「分かった!聞いたことがある!」

私「言ってみて。」

生徒「さんず!

私「三途の川は死んだ人が渡る川や!死んだ人が更におぼれたら可哀想すぎるやんか~! ヒントを言うと、これは『名人でも失敗する』という意味になることわざだから、『泳ぎの上手いもの』を出さないとダメだよ。」

別の生徒「分かった!ねずみ!

私「いやいや、それは下水道や!」

生徒一同「う~~~ん」

やっぱり『河童(かっぱ)』が市民権を失ってきているんでしょうか……。

私「(黒板に書いた『殺虫剤』という字を示して)これ、何て読むと思う?虫をやっつける薬のことだよ。」

生徒「う~ん、コロむしざい!

確かに虫が「コロッ」と死ぬ感じが出ていて、秀逸な読みだと思いますが……。キンチョーあたりが製品のネーミングに使ってくれないでしょうか。