本年度は大学受験生の指導を承っていない理由

2020年度(令和2年度)、当国語塾では大学受験生の指導は承っておりません。色々とお声掛け頂き、大変ありがたく存じてはいるんですが、お受けすることがなかなか難しい状況にあります。

ご不審・ご不満に思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、やや自己弁護的ではありますが、事情をご説明させていただきたいと存じます。


個人的には、大学受験指導が特段難しいとは思わないんですが、指導とその準備のための時間・労力がとにかく掛かります。感覚的には、中学受験生指導の5倍ぐらいでしょうか。

もちろん、問題そのものの難解さゆえに多大な準備時間が必要となるのが最大の原因ですが、それ以外にも、予備校の出題した模試問題をチェックした上で生徒さんが実際に書いた答案を修正すること、二次試験の記述問題に加えてセンター試験(来年からは大学入学共通テストですが)の対策を講じることもその原因となります。中学受験生と異なり、現代文のみならず古文や漢文の指導が必要となることもまた然り。

加えて、医学部に関しては、小論文や少々重めの入学志願書が要求されることも多く、直前期にはそれらの指導や文章添削といった作業が発生します(やるからには徹底してやらせてもらいます)。

今のところ、当塾は、「宮田国語塾」として中学受験生の国語指導を行い、「完全少人数制宮田塾」として小学1年生〜6年生の勉強全般にわたる指導を行っております。それのみならず、ここ数ヶ月で急速に必要性の高まったオンライン授業への対応(今後こちらに割く時間・労力がさらに増大することも予想されます)、保護者様との面談、事務的仕事などの時間を取ると、もういくらも時間が残らないといった状況です。

以上のような理由から、大学受験指導を行うのが困難になっているというのが実情です。折角お電話をいただいているのに、お断りするのも心より申し訳なく存じております。悪しからずご諒承賜れば幸いです。

なお、募集を再開する際は、当ブログなどでお知らせしたいと存じます。