2017年のGW

GW終了。当塾も連休をいただいておりました。原則として電話応対なども致しておりませんでしたので、ご迷惑をお掛けしたかもしれません。5月6日土曜日からは通常営業に戻っておりますので、宜しくお願い申し上げます。

私達がまとまった休みを取ることができたのは本当に久しぶり。昨年は息子の受験勉強があったため、塾の休業日はすべてそちらに当てる必要があったんですよね。生徒さんの指導も息子の指導も全く無い、完全に自由な日を過ごすのは、1年半ぶりぐらいでしょうか。

ということで、連休中はここぞとばかりに遊び回っておりました。受験生ゴメン(笑)。郊外に出かけたり、映画に出かけたり。「遊びをせんとや生まれけむ(遊びをしようと生まれたんだろうか)」をもじって言えば、「遊びをせんとぞ生まれつべき(遊びをしようと生まれたに違いない)」という感じですね。ま、雑務的な仕事も幾ばくかはこなしましたが。

映画は『ラ・ラ・ランド』と『美女と野獣』を観たんですが、どちらも楽しめました。ミュージカルはいいですね。前者は音楽好きの心をくすぐる細工がそこかしこにちりばめられているのが好印象。

後者はエマ・ワトソンの演技が良かったな。彼女はあまりミュージカル向きの女性ではないと思っていましたが、どうしてどうして。この役柄にぴったりでした。美女と野獣が惹かれあうきっかけが「知性」と「勇気」であるというのが、とても私好みです。気が向いたら、また詳しく書いてみるかもしれません。

映画はたいてい妻と行くんですが、帰りにカフェによって、あれこれと内容について議論するのがお決まりのパターンです。何であのプールサイドで “I Run” みたいな鈍くささの極地にある曲をリクエストしたと思う?とか、ベルは何で読書好きに育ったと思う?といった感じで。

別に決まった答えはありません。私なりの意見と妻の見解がぴったり一致することもあれば、全く正反対のこともあります。大学生の頃から考えると、もう30年近くもこんなことをやっているんですよね。自分でもびっくりです。

それにしても、最近のディズニー映画って、性別・民族・人種的な問題への配慮が周到だなと思います。日本文化に浸って暮らしている者からすると、本当にそこまで配慮すべきなのか、逆に不自然なんじゃなかろうか、というぐらいに。昨年観た『ズートピア』(とても良い作品でした)にもそれを強く感じたんですけどね。時代の流れですね。

さあ、5月からも頑張ろう。