合格者の声 – 大阪大学基礎工学部推薦入試合格

合格者からのメッセージ

私は、長期にわたり、綿密に一つの事柄に集中するのが苦手で、浪人すると、モチベーションが持たないだろうと考えており、何が何でも今年一年で決める事しか考えておりませんでした。それ故、国公立大学の受験機会が一回でも増えたらと、実は、軽い気持ちで、大阪大学基礎工学部の推薦入試に出願しました。

自己推薦を書くにあたり、それ迄私は長い文章を書いた経験が無く大変苦労しました。やっと、完成した文章を学校の先生に見せた時は、もう、散々たる評価を受けました。しかし、大阪大学の事を調べるにつれて、大変興味深い研究を沢山している事を知り、是非、行きたいと考えるようになりました。

宮田先生に、言葉の表現や、書き方を添削していただく事により、難癖のつけようのない、大変満足のゆく自己推薦書で出願する事が出来ました。私はこのおかげで、合格することができたのだと信じてやみません。

また、私は、センター試験直前に、胆嚢炎で緊急搬送されました。その事もあり、今となっては、推薦入試で合格できて、大変満足しております。

さらに、授業では、根拠にいたるまでの考え方や、要約問題対策のために、本文の要旨を明確にするという、解答を読むだけでは分からないが、大切な「過程」を教えて頂く事、また、授業と全く関係ない問題の添削や質問にも丁寧に対応して頂く事により、入塾以前と比較して、飛躍的に点数や偏差値が向上しました。そのおかげで、京大模試で常に偏差値50を超え続けていたのは、国語だけでした。

私の合格は先生のお力なしに達成できなかったものだと、今ひしひしと感じております。先生から教わった事を大学生活だけでなく、それ以降でも活かせていければと思います。今迄、本当にありがとうございました。

受験生のみなさんへ。受験は努力半分、運半分だと思います。悔いの残らないように、前者は完璧にしておきましょう!そうすれば、自然と後者も付いてくるはずです。がんばってください!

当塾からのコメント

本人も書いてくれていますが、センター試験直前の急病&搬送入院、本当に驚きました。そしてその悪条件にもかかわらず、今までで最も高いセンター得点をたたき出したというその勝負強さ!私の前では、保護者様も本人も「努力をあまりしないタイプ」と謙遜されますが、いやいや、そんな人に勝利の女神は微笑みません。強いて言えば、無駄な努力をせず、必要な部分に的確な努力を投下できるタイプの生徒さんだと思います。

急病と搬送入院の件を私が知ったのは、センター試験の後だったんですが、よくその条件でそんな高得点が叩き出せたものだと感心しました。今まで色々な条件下で試験を受けた人を見てきましたが、ここまで苛酷な条件で受験本番を迎えた人は知りません。初めて聞いたときは、あまりに大変な状況で胸が一杯になったほど。

そして、センター試験後の面接もかなりハードなもの。ほとんど「圧迫面接」で、高校生には(というか誰にでも)極めて厳しい類の試験です。上記のような身体のコンディションで、よくぞ合格されました。25倍超の競争率という超難関。本当にお見事です。

(なお、大阪大学基礎工学部推薦入試・面接試験本番のレポートも頂いたので、後進の方のためにブログ記事にしてあります。ご興味をお持ちの方は、下記リンク先をご覧下さい。)

こうした結果を出せるのは、ひとえに彼の努力と才能。上記のメッセージでは、何かお褒めにあずかって恥ずかしいんですが、少しでもお手伝いができていたのなら、これに勝る喜びはありません。

当方の授業では、答案という結果はもちろん、それを導き出す過程・思考回路も分かってもらえるように努力しているつもりなんですが、今後もそうした経験をレポート・論文作成時に、お役に立ててもらえれば幸いです。

なお、先日伺ったところ、身体の方も完治されたとの由。当方も安心しました。健康も万全、大学入学後は学問のみならず多方面でのご活躍を期待しています。素晴らしいメッセージをありがとうございました。

参考記事:大阪大学基礎工学部推薦入試 面接の実際